首から腕の痛みとしびれの原因

症例72 奈良県橿原市在住 30代男性

首から腕の痛みとしびれの症状

ランナー膝で当院に来られていた方です。
ランナー膝が改善した後、毎月1回の歪みチェックに来られた時に首から右腕にかけて痛みとしびれがあるということでした。
以前から時々右肩が張ることがあったらしく、最近パソコン業務が増えたのが原因で、腕まで痛みとしびれが出てきたのではということでした。

首から腕の痛みとしびれの整体

「初回の整体」
初検時に確認すると顔を上に向ける首の伸展動作でより強く、首から右上肢の痛みしびれが増強されました。
ただ、じっとしていても痛みとしびれはある状態でした。
施術は右肩の筋肉の緊張が強かったので、上肢の筋膜リリース、手首、肘、肩甲骨、頸椎の矯正を行い、最後に右肩と肝臓との関係を考えて肝臓疲労を取る調整を行いました。
「二回目の整体」
前回の施術後、症状は少し緩和されたとのことでした。
同じ施術を行いました。
「三回目の整体」
じっとしている時の痛みとしびれは消失したが、顔を上に向ける首の伸展動作での症状は残存していました。
同じ施術を行いました。
「五回目の整体」
痛みしびれともに消失したのでこの回で治療終了としました。

首から腕の痛みとしびれの考察

これまで首から腕の痛みとしびれで困っている方をたくさん診てきましたが、そのほとんどが不良姿勢からの筋膜と骨格の歪みが原因していると思われます。
病院での診断で頸椎ヘルニアと診断されて来る方もおられますが、不良姿勢からの筋膜と骨格の歪みが原因であると推察し、筋膜と骨格の施術を行うことによりほとんどの方が改善していきます。
また、右肩が肝臓との関係性があることから肝臓の調整も必要なことがあります。
この場合は問診で生活習慣や食生活、既往歴を確認することが大事になってきます。

首肩の痛みしびれについてはこちら

 

たけもと接骨院・整体院
〒636-0073
奈良県北葛城郡河合町広瀬台3丁目6−3 アルプス 1F
0745-31-5702

院長 武本昌史(柔道整復師)

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